Club DB2の2月〜4月予定が更新

CLUB DB2の2月以降の予定が更新されています。

- Club DB2

まだ確定しきれていない部分もありますが、まずは早めに日時をお知らせしておく方が良いとおもって4月末まで表示しています。

まだ申し込み開始になっていませんが、少し紹介すると2/26は再度アクセスプラン(実行計画)の入門編です。私がひさしぶりに講師担当で、WEB中継付きです。

- 第95回 初心者歓迎! DB2の使い方 【アクセス・プランを読んでみよう!編】

続く3/12はアクセスプランの中級編を企画しています。こちらもWEB中継有りです。
3/26の東京の回はまだ未定なのですが、外部から講師をお呼びしてやりたいと思っています。また同じ3/26から大阪のCLUB DB2も再開します。この大阪の回も私が担当する予定になっています。

そして4月は去年も好評だった「新入社員強化月間」を企画しています。新人の方にたくさん集まってもらえればと思っています。

本当にまだ未確定な部分が多いので変更があるかもしれません。申し訳ないのですが、内容を変更させてもららう事もあるかもしれませんが、ご了承ください。

さて今週末はFirebird RDBMSで有名な木村さんをゲスト講師に招いてのストアドプロシージャ編です。こちらもぜひ。

- 第94回 トリガーやストアドを作ってみよう!
DB2ではSQL/PSM(SQL PL)を使ってトリガーやストアード・ルーチン(プロシージャー、トリガー)を作成・利用できます。
今回は入門編としてSQL/PSMの概略と基礎を説明します。
同じくSQL/PSMが使えるMySQLやMicrosoft/Sybase のT-SQLにも言及いたします。


Rails 3.0 Betaリリースと、DB2対応パッチ

Rails 3.0のベータ版がリリースされましたね。

- Riding Rails: Rails 3.0: Beta release

以下のリリースノートを読むと、久しぶりのメジャーバージョンアップにふさわしい大きな変化が起こっているみたいですね。

- Rails 3.0: Release Notes

リリースノートの"3 Rails Architectural Changes"では、これまでのがっちりとしたオールインワン構成から、各層で好きなコンポーネントを使用できるように「モジュラー化」した事が解説されています。

データ層ではActiveRecordの下層にArelが導入されて、より簡単に複雑なクエリーが構築できるようになったそうです。

- Why Arel? « Magic Scaling Sprinkles
The upcoming version 3 of Ruby on Rails will feature a sexy new querying API from ActiveRecord. Here is an example:
User.order('users.id DESC').limit(20).includes(:items)

引用にあるように、メソッド・チェインでクエリーが記述できるようです。これも面白そうです。

Rails 3.0の情報を集めたい場合は、関連のリンクをまとめた以下の記事が役立ちます。

- Rails 3.0 Beta: 36 Links and Resources To Get You Going

DB2用のRuby/Railsアダプタであるibm_dbはまだRails 3.0に対応していませんが、これはArelがibm_dbに対応できていないからのようです。開発者の一人がRails 3.0でibm_dbを動かすためのパッチを公開してくれています。

- RubyForge: Rails Adapter/Driver for IBM DataServers: help

上記によると、そのパッチをArelに受け入れてもらえように作業するということなので、Rails 3.0正式リリース時にはパッチ無しでも動くようになっているかもしれません。

2/5のテクニカルナイトはDB2 pureScaleの話

前にも少し書きましたが、開催地が箱崎(水天宮前)になっても心意気は渋谷の「渋谷テクニカルナイト」が今週末の2/5に開催されます。お題はDB2 pureScaleです。

- IBM developerWorks Japan : DB2 pureScale、クラウド時代の DB 基盤へ

18時45分開始です。なお今後の渋谷テクニカルナイトは、以下のような予定になっているそうです。(あくまで予定なので変わる可能性もあります)
02月19日(金曜日)ネットワーク・セキュリティー最前線
02月26日(金曜日)VMware最新技術情報 / VMware活用事例紹介
03月12日(金曜日)エンタープライズに広がるAmazon Web Services(AWS) / EC2で即利用可能なIBMミドルウェア

また、CLUB DB2の方ですが次は2/12に開催します。

- 第94回 トリガーやストアドを作ってみよう!

講師はFirebirdで有名な木村さんです。こちらもぜひ早めのお申し込みをお願いします!それ以降の予定は現在調整中ですが2〜3月の予定はほぼ決まっているので、もうすぐ公開できると思います。すみませんがもう少しお待ちください。

DB2 pureScaleの機能紹介動画が3つ公開

DB2 pureScaleの機能を紹介する動画が3つ公開されています。どれも3-4分の短いものですが、視覚的に分かりやすく特徴を紹介していて、とても良くできている思います。

DB2 pureScale: Installation from ChannelDB2 on Vimeo.


1つ目は、インストレーションのデモです。単に導入するだけなのですが、単体のDB2を導入するのとあまり変わらない手間で複数ノードに導入できる事が分かります。

DB2 pureScale: Scalability from ChannelDB2 on Vimeo.


2つ目はpureScaleのスケーラビリティのデモです。1台のノード(メンバー)で稼働させた場合と2台で稼働した場合で比較してパフォーマンスがリニアに向上している事が分かるようになっています。
興味深いのメンバーの追加が非常に短時間で行えているところと、メンバーを追加しただけですぐにパフォーマンスが向上するところですね。pureScaleのワークロードマネージャが自動的にトランザクションをうまく2つのノードに振り分けている事が分かります。

またその後に強制的にプロセスをkillして見せています。kill -> すぐに障害を検知して1メンバーで動作 -> クラッシュリカバリ -> プロセス再立ち上げ -> 2メンバーに復帰 という流れが見られます。killした後もトランザクションが流れ続けているところが見物ですね。

DB2 pureScale: Availability from ChannelDB2 on Vimeo.


3つめは可用性(Availability)のデモです。2メンバーで稼働中に1つのメンバーが稼働しているハードウェアを仮想的に障害を起こしてみせています。2つめの動画との違いは、ハードウェア障害なので障害ノードの方で復旧できないメンバーが一時的に別ノードに移動して稼働するところですね。ハードウェアが復旧した後に元のノードに戻る所までデモしています。

動画のナレーションは英語ですが、絵だけでも意味は分かるようになっていますので、pureScaleに興味が有る方はぜひ見てください。

DB2を高可用性(HA)構成で使用する場合のライセンスの考え方

DB2をHA(高可用性)構成にした時のライセンスの考え方について、詳細な解説記事がdeveloperWorksに掲載されています。

- Licensing distributed DB2 9.7 servers in a high availability (HA) environment

上記で非常に詳しく解説されているのでご興味がある方はぜひ読んでいただきたいのですが、以下に簡単なサマリーを書きます。

HA構成というのは、簡単に言うと複数のDB2サーバを稼働させておいて故障や異常が発生した時にもサービスを停止させないようにする仕組みです。

一言にHA構成といっても色々あるのですが、IBMソフトウェアでは(ほとんどの場合)以下の3つに分類して考えています。

1) Coldスタンバイ
2) Warmスタンバイ
3) Hotスタンバイ

まず1)は、DB2が導入されているが起動していない(db2startしていない)状態です。予備機ですね。また3)は、DB2が起動(db2start)していて、サービス(業務)をこなしている状態です。

1)のColdにはライセンスが不要です。
また3)は通常のライセンスが必要です。つまり2台のDB2サーバなら2台分のライセンスが必要です。

ちょっと特殊なのが2)のWarmスタンバイで、DB2は起動しているが(db2startしているが)、業務はしていない状態です。つまりクライアントからの接続は受け付けていない状態ですね。

この2)は主にHADR機能のスタンバイサーバに適用されます。HADRスタンバイ機はプライマリ機から直接送られてくるログデータをディスクに適用し続けているだけで、クライアントのアクセスは受け付けていません。このWarmスタンバイの場合は100 Value Unit(VU)分のライセンスでOKです。

Value UnitというのはCPUコア数によって増減する一種のCPUパワーを表す単位です。IBMのソフトの多くはこのVUに比例したライセンス金額が設定されているのですが、Warmスタンバイの場合はCPUパワーに関係なく100VUで良いというわけです。

DB2 v9.7 Fix Pack (9.7.1)から、HADRのスタンバイ側にクライアントが接続し、データの読み取りクエリーが実行できるように拡張された(Read on Standby機能)た事には注意が必用です。この機能を使うとスタンバイ側も業務をこなしていますので、Hotスタンバイ扱いになります。

WebSphere Application Server 7はDB2 pureScaleをサポート

WebSphere Application Server (WAS)がサポートする環境(OS,RDBMSなど)は以下にリンクがまとまっています。

- IBM - WebSphere Application Server detailed system requirements

上記リンクから、最新バージョンのWAS v7がサポートするRDBMS環境をたどっていくと、DB2に関しては以下のページにリンクされています。

- IBM - Supported levels of DB2 for Linux, UNIX, and Windows for the IBM WebSphere Application Server V7.0 all editions

上記をみると、WAS v7はDB2 8.x以降の全てのバージョンをサポートしているのが分かります。また、いつの間にかDB2 pureScaleもサポートされると明記されていますね。ただし注記に、

DB2 9.8 pureScale feature requires IBM Dataserver Driver for JDBC and SQLJ 3.57 or 4.7. Refer to APAR IC64352 for required iFixes for WAS 7.0

と書かれていてJDBCドライバを最新にした上で、APAR IC64352の修正を適用する必要があるようです。IC64352に関してはWEBを検索してみましたが情報が見あたらないので、IBMサポートに連絡してパッチを取り寄せる必要があるようです。

CLUB DB2「初心者編」の資料公開

主に私が講師を担当してきたCLUB DB2の「初心者歓迎編」シリーズの資料がPDFファイルで公開されています。

- IBM developerWorks: Wikis - Club DB2 - materials
Club DB2で毎回大好評の初心者編の資料を公開いたします。5つのStepに分かれていますが、どのStepからでもお読みいただけます。

以前から「資料は公開しないんですか?」とリクエストされていながらこちらの事情でなかなかできていなかったのですが、一部ですが公開する事ができました。(実はもっと前から公開してもらっていたのですが、紹介が遅れました...)

プレゼン用に作った資料なので、画面だけでは分かりづらい部分もあるかと思いますが、初心者向けの比較的簡単な資料ですので、よければご覧ください。DB2の運用管理ツール編やアクセスプラン入門編などを用意しています。

なお、明日(もう今日ですね)は東京でのCLUB DB2 2010 初回です!。今年のチャレンジであるWEB中継の第一回目でもありますので、遠くてこれまでは参加できなかったという方もぜひご参加ください。申し込みは以下のリンクから可能です。29日(金)19時開始、場所は箱崎(水天宮前)です。

- Club DB2 - 第93回 まさかまだV8を使っているの!?
2010年1回目の勉強会は、昨年同様バージョンアップ関連の情報共有をしましょう。
DB2 V9.5、V9.7にバージョンアップ、リリースアップすると何が変わるのか?
どんな作業をしなければならないのか?
実際のバージョンアップで注意しなければならないポイントは?
など、皆様の疑問にズバリお答えします!
当日は、既にバージョンアップ経験がある方のお話も聞きたいので、もう終わったよという方もぜひご参加ください。

DB2用Ruby/Rails用ドライバibm_db v2.0公開。パフォーマンスアップ,Ruby 1.9対応など新機能多数

DB2やInformixなどIBMデータベース製品用のRuby/Railsドライバ(アダプタ)であるibm_dbが久しぶりにバージョンアップしてv2.0.0になりました。gemリポジトリにすでにあるので、gem install ibm_dbで簡単に導入できます。(すでに導入されている場合はgem update ibm_dbで更新できます)

- RubyForge: ibm_db-gem-version-2.0.0-now-available
New version 2.0.0 of ibm_db gem is now available.

- ibm_db | gemcutter | awesome gem hosting

メジャーバージョンアップに相応しく、新機能が多数追加されています。Antonioさんのブログに解説がありますね。

- DB2 support for Ruby/Rails turns 2.0 | Zen and the Art of Programming

1.Support for Ruby 1.9
2.Support for mingw32, used by the latest version of the Ruby installer for Windows
3.Performance and security enhancements through “automatic” parameterized queries.

まずRuby 1.9についに正式に対応しました。Ruby 1.9も最近は安定してきているらしいですし、Rails側もサポートが充実してきましたから、そろそろ試すには良いタイミングだと思います。

また次に少し前に予告されていた通り、minw32バイナリに対応しました。
これは、もうすぐ正式リリースされる予定のWindows用RubyInstallerプロジェクトがMinGW32でコンパイルされたバイナリを提供しているためです。

- RubyInstaller - Homepage

One Click Installerや少し前に紹介したRumixActiveScriptRubyは、どれもVisual C++(i386-mswin32)でコンパイルされていて、ibm_dbバイナリもmswin32用に提供されていました。

V2.0からはmingw32とmswin32両方に対応しましたので、より広い環境で使えるようになりました。ただし、mingw32環境の場合はgem install ibm_dbでは導入できないので、自分でここからibm_db-2.0.0-mswin32.gem(ruby 1.8.x用)かibm_db-2.0.0-mswin32-rb191.gem(ruby 1.9.x用)をダウンロードして、ローカルでgem install ibm_db-2.0.0-mswin32-rb191.gemとする必要があります。ファイル名にmswinと書いていますが、mingw32でも動作するようになっています。

3つ目の"Parameterized queries"も目玉の機能で、簡単にいうとこの機能を使うとActiveRecordが発行する(生成された)SQLで自動的にパラメーターマーカーを利用するようになり、CPUパフォーマンスが向上するという仕組みです。詳しい解説が米dWで記事になっています。

- Improve the security and performance of DB2 Ruby on Rails applications using parameterized queries

詳しいことは上記記事を読んでいただくとして、ベンチマーク結果だけ見るとこのようになっています。

DB2 on Rails Benchmark

縦軸は時間なので短いほど優秀ということです。三本のバーのうちこれまでのものが左の青色、"Parameterized queries"を有効にした場合が右側の橙色のバーです。20-30%の性能改善がみられますね。

もちろんベンチマークの結果が即現実のパフォーマンスに反映するかというとそういう事はないのですが、この機能がdatabase.ymlにparameterized: trueと書くだけで得られるのですから試す価値はあると思います。何か不具合があれば元に戻すのも簡単ですね。

ところで図の真ん中の赤色のバーはDB2 9.7の新機能"ステートメント・コンセントレーター"を使った場合です。これはパラメーターマーカーを使っていないクエリーを自動判別してDB2側で勝手にパラメーターマーカーありのクエリーに変換してしまうという機能です。Railsに限らず使えるので、こちらも面白い機能です。

- ステートメント・コンセントレーターによるコンパイル・オーバーヘッドの減少

DB2 9.7小ネタ - Windows版DB2インストーラーの小さな改善

この前DB2を導入し直して気づいたのですが、DB2 9.7 for Windowsのインストーラーが少し改善されて、Firefoxがデフォルトブラウザになっていても、問題なくインストールできるようになっている事に気づきました。

Windows版ではDB2のインストールイメージからsetup.exeを起動すると導入やアップグレードかを選択するメニューが出るのですが、以前はIE以外がデフォルトブラウザになっていると、うまく導入のための実行ファイルが起動できないという問題がありました。(Explorerから直接インストーラーを起動すれば問題ないのですが)

大変小さい改善ですが、良い改善だと思います。

「新人OLと学ぶ5分でわかるDB2講座」第5回公開

一部で大変好評(?)らしい、さくら子さんによる「新人OLと学ぶ5分でわかるDB2講座」シリーズの第5回が公開されています。

- 新人OLと学ぶ5分でわかるDB2講座: 第5回 5分でわかる!DB2のデータ圧縮
「新人OLと学ぶ5分でわかるDB2講座」です。DB2初心者のわたしが実際にDB2を使いながら体験し、みなさんに分かりやすく5分程度で解説するコーナーです。 第5回は、DB2のデータ圧縮機能をやさしく解説します。

全10回予定ということですので、今回で折り返し地点に到達ですね。

今回はDB2のデータ圧縮についてです。DB2の圧縮機能はかなり良い圧縮率を実現しているのが特徴なのですが、そのあたりが分かりやすく解説されています。ぜひご覧ください!

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