Db2の技術者イベント 第12回Db2 User Network が10/11(木)に秋葉原で開催されます

今までタイミングが合わずで、このBlogではあまり紹介できていなかったのですが、Db2技術者のオフラインイベントであるDb2 User Networkの第12回が10/11(木) 17:30から秋葉原UDXで開催されます。

- 10月11日開催 第12回 Db2 User Network

内容はこんな感じのようです。
Db2最新情報
サポートだより(IBMサポート部門からの最新情報)
クラウド系Db2の最新情報
QAおよびディスカッション

私自身企画側ではないので内容詳細は分かっていないのですが、久しぶりのDb2のオフラインユーザイベントです。Db2をお使いの方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

Db2 11.1のMod3 Fix Pack3 iFix002がリリースされています

すごく久しぶりの更新です。
Db2 11.1が出てからもうかなりの時間が経ちますが、パッチも定期的にリリースされ続けており、現在ではDb2 Version 11.1 Mod3 Fix Pack3 iFix002が最新です(2018/8/7リリース)。

Db2 v11になってリリース番号が非常に細かくなりましたが、ルールとしてはVV.RR.MM.FFの4つの数字での表記になっていて、VV.RRが11.1の部分、MMがMod(Modification)、FFがFixpackを表しています。つまり11.1のMod3 Fix Pack3 iFix002は、v11.1.3.3のiFix(中間fix)2というわけです。(長いですね)

* バージョン番号のルールについて
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSEPGG_11.1.0/com.ibm.db2.luw.wn.doc/doc/c0070229.html

* Db2 Version 11.1 Mod3 Fix Pack3 iFix002 for Linux, UNIX, and Windows

旧バージョンを含め、これまでのFIX一覧は以下のURLで確認できます。
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21995889

最近発見されたCPU脆弱性「Meltdown」「Spectre」のDb2への影響について

年末から大きなニュースになった、「Meltdown」「Spectre」と呼ばれるCPUの脆弱性について、OSや仮想化ソフト、BIOS等へのパッチ提供が始まっていますが、Db2にどういう影響があるのかという情報がIBMから出ています。

- Central Processor Unit (CPU) Architectural Design Flaws - additional guidance for Db2 customers

重要な情報ですので、ぜひ上記原文を確認いただきたいのですが、サマリだけ抜き出すと、

At this time, we are not aware of any specific security exposures within Db2 itself on this issue.

「現時点では、Db2自身にはこのセキュリティ問題の影響は見つかっていない」とありますね。
ただし、メモリを読める脆弱性という関係上、以下のようなプログラムからDb2のデータが読み取られる可能性は否定できないため注意が必要とあります。
Independent applications running on the same system as Db2
External stored procedures executing within Db2.

Db2と同じシステムで動いているアプリケーションや、Db2が呼び出す外部ストアドプロシージャが挙げられています。OSや仮想化環境でのパッチが完全なものになれば、こういった外部プログラムからDb2のデータがアクセスされるという事はありえないわけですが、まだOS等パッチが完全ではない、もしくはまだ配布されていない環境もありますので、いっそう注意が必要という事だと思います。

いずれにせよ、最も重要なのは最新のパッチを当てることです。今後Db2にもパッチが出るかもしれませんし、OS等のパッチも継続的に更新されると考えられているため、一度当てたらOKということではなく、しばらくは最新の情報を継続的に確認する必要がありそうです。

DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS (2018年1月版)

以前に作成した「DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS」ですが、結構情報が古くなってきてしまっていたので、資料を更新しました。最近SlideShareが既存のファイルを更新できなくなったため、新しいURLで上げ直しています。


Db2 11.1のPDFマニュアルが公開されました

Db2のマニュアルはPDFとHTMLが両方あり(というかもっと昔は紙媒体がありましたね)、昨今はPDFは最初のバージョだけ出し、更新はHTML版中心にシフトという感じでした。11.1になってからはPDFなくHTML(Knowledge Center)だけでの公開になっていました。

ただ、PDFにはPDFの良さがあるということでしょうか。英語版だけですがDb2 11.1のPDFマニュアルが公開されたようです。おそらくPDFマニュアルが欲しいという声が多かったのではと思います。

- Db2 Version 11.1 for Linux, UNIX, and Windows English Manuals

英語版ですが、PDFだとダウンロードしてPCに保存しておけるので、通信環境が整っていないところでの作業に便利ですね。

なお通信環境があるところでは、Knowledge Centerが便利です。こちらは日本語で公開されていますし、最新の情報が確認できます。

- IBM DB2バージョン 11.1 Knowledge Center

Db2 11.1 Mod2 Fix Pack2 iFix002 (11.1.2.2)がリリースされています

またまた久しぶりの更新です。

Db2 11の最新Fix PackであるDb2 11.1 Mod2 Fix Pack2 iFix002 (11.1.2.2)がリリースされています。
(2017年12月12日に公開されたようです)

- IBM Data Server Client Packages Version 11.1 Mod2 Fix Pack2 iFix002


各バージョンの最新Fix Packは以下からダウンロードできます。

- Fix List for DB2 Version 11.1 for Linux, UNIX and Windows

Db2 10.5系はFix Pack 9が、Db2 10.1系はFix Pack 6が最新です。ただし10.1もしくはそれより古いバージョンはすでに標準サポートが終了している点に注意が必要です。

開発者が無料で利用出来る新しいエディション Db2 Developer Community Edition がリリース

DB2の開発者向け新しいエディションがリリースされたという記事が出ています。

- IBM、開発者向けDB2の無償版をリリース--JSONのサポートを強化
米IBMは6月22日、ドイツで開催したアナリティクスカンファレンス「Fast track」でデータベースソフト「DB2」の開発者向け無償版となる「Db2 Download & Go Edition」(バージョン 11.1.2.2)をリリースした。

- IBM、より自在なデータの活用に向けたDb2の新たな利用法と開発方法を公開
IBMは本日、無料で迅速かつ簡単にダウンロードし実装できる開発者向けの新製品、Db2 Developer Community Editionをリリースしました。この新エディションはDb2のフル装備バージョンで、Enterprise Editionのすべての機能を利用したアプリケーションの試作品を、開発者が迅速に構築できるように設計されています。デスクトップであろうとラップトップであろうと、ユーザーは通常15分以内でソフトウェア一式をダウンロードして実装し、データのアップロードおよび管理を開始できます。


※(補足)DB2の名前がDb2に変更になった件は前のエントリに書きました

ZDNETの記事では名前が「Download & Go Edition」になっているように読めますが、これはダウンロードしたらすぐに使える用になっているという事を指していて、エディションの名前としてはDb2 Developer Community Editionです。このDb2 Developer Community Editionは、Db2 11.1で追加された Direct Editionの開発者向け無料版という位置づけのようです。

- IBM Db2 Direct and Developer Editions
- (比較表)

上記比較表を見ると、Developer Community Editionの特徴は"Full feature free version for non-production environments"とありますので、フル機能が無料で使えるという事にありそうです。一方、制約としては開発にしか使えない(本番環境では使えない)、CPU 4コア、メモリ16GB、DBサイズ100GBまでという制限があります。IBMからのサポートもありません。

DB2 Direct Editionについては以下に情報があります。クラウド環境等で利用しやすいように、月額で利用できるようになっているようです。

- DB2 Direct
DB2 Directの各エディションでは、簡素化されたライセンス測定基準である仮想プロセッサー・コア (VPC) が導入されています。 つまり、月次ライセンス料の形式で販売されます。 オンプレミスとクラウドのどちらにも対応する柔軟なデプロイメント・オプションが用意されています。


無料で使えるエディションとしては他にExpress-Cがあり、こちらも継続してダウンロードできるようです。こちらは無料で本番用途にも使えて、DBサイズも15TBまでと大きいのがメリットですが、機能はExpress Edition準拠という違いがありまあす。

- DB2 Express-C 11.1 for Linux クイックインストール

一時期整理されてエディションの種類が減っていたのですが、最近はエディションの種類が増えてきた感じですね。各エディションの違い・制限についてはドキュメントの以下の表にまとまっています。

- DB2 製品エディションと DB2 オファリングの機能

DB2の正式名称が"Db2"に変更。dashDB for TransactionもDb2 on Cloudに名称変更

久しぶりの更新です。

プレスリリース等が見つけられないので、正確にはいつ変更されたのかは分からないのですが、DB2の名称がDb2 (bが小文字)に変更されたようです。ほとんどの米IBMホームページ上の記載が"Db2"に変更されていますので、正式な変更なのだと思います(日本IBMのホームページ上はDB2のままでまだ変更されていないようです)。

これはLUW(Linux, Unix and Windows)版だけでなく、メインフレーム版も同じようにDb2 for z/OSと名称変更になったようです。

- IBM Db2
- IBM Db2 for z/OS

おそらくこれと同時にdashDB for TransactionもDb2 on Cloudという名前に変更になっています。

- IBM Db2 for Cloud

dashDB for Transactionは、DB2ベースのクラウドサービスですので、個人的には分かりやすくなって良いのではと思います。dashdDBにはもう一つ、MPP版のdashDB for Analyticsがありますがこちらは変わらずdashDBのままのようですね。

歴史あるDB2の名前をDb2に変更するというのは結構大きな決断だと思うのですが、どういった背景でそういう事に至ったのか、機会があればぜひ聞いてみたいところです。なおこのBlogについては"DB2"のままにしておこうかなと思っています。(最近全然更新していないですけど)

DB2 9.7と10.1のEOS(標準サポート終了)は2017年9月30日です

久しぶりの投稿をもう一つ。こちらは古いバージョンのEOS(標準サポート終了)についてです。
DB2 9.7と10.1のEOSは2017年9月30日です。あと半年ほどですね。(私が気づくのが遅れただけでEOS発表自体は2016年4月ごろにあったようです)

* Software lifecycle - DB2 Enterprise Server Edition 9.7.0
* Software lifecycle - DB2 Enterprise Server Edition 10.1.0

上のリンクは代表例としてEnterprise版を書いていますが、他のエディションでもEOSの日付は同じです。
DB2 9.7のGA(一般提供開始)は2009年(!)の8月ですから、8年以上標準サポートが提供されたという事になりますね。DB2のメジャーバージョンの中でも最長記録かもしれません。DB2 10.1もGAが2012年6月ですので5年間以上の提供ということになります。

これらのバージョンをお使いの方はぜひ10.5や11.1への移行のご準備を進めていただければと思います。DB2 11.1は前のエントリで書いたようにMod Fix Pack1がリリースされていますし、10.5はすでにFix Pack 8までリリースされています。

* Download DB2 Fix Packs by version for DB2 for Linux, UNIX and Windows

DB2 11.1 関連情報

ものすごく久しぶりの更新です。(前回が2016.05でしたので...)
ちょっと個別にエントリーにするほどではないですが、前回DB2 11.1が出るという予告が出た後のDB2 11.1関連の情報をまとめて紹介します。

まず予定どおり2016.06にDB2 11.1がGAされました。型番一覧は以下の通りです。
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21985358

その後12月にFix Packがリリースされています。
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27007053
v11.1のFix Packはmod fix packといって、シグニチャが11.1.1.1と4つの数字になっています。

DB2 11.1の新機能については以下のような記事が出ていました。

*Next-generation DB2 release highlights BLU Acceleration
http://www.ibmbigdatahub.com/blog/next-generation-db2-release-highlights-blu-acceleration
これはDB2 11.1の目玉機能の1つであるBLUアクセラレーションがMPP(昔でいうDPF環境)で効果的になったという点についてです。

* Next-generation DB2 release highlights BLU Acceleration
http://www.ibmbigdatahub.com/blog/next-generation-db2-release-highlights-blu-acceleration
こちらはもう一つの機能拡張である暗号化サポートの強化についてです。DB2のネイティブ暗号化機能がKey Management Interoperability Protocol (KMIP) 1.1 に対応して、KMIPサポートの外部サービスに鍵を格納しておくことが出来るようになっています。

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