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気になるファイルシステム「ZFS」

DB2とは直接関係ないのですが、最近気になる技術のひとつにZFS(Zetabyte File System)があります。

- OpenSolaris Community: ZFS
- Zettabyte File System (Wikipedia)
- Solaris ZFS 管理ガイド (SUN)
- On The Record(ZFSのホワイトペーパーへのリンク)

ZFSは最新のSolarisで使用可能なファイルシステムのひとつなのですが、全く新しく設計されただけあって非常に高機能です。128ビットファイルシステムなのでサイズや数などにほとんど制限が無いのも良いところですが、驚くべきはその高機能な自己修復機能とストレージの仮想化機能です。

まずファイルが(正確にはブロックなどアクセス単位だと思いますが)それぞれチェックサムを保持していて、エンドツーエンドで毎回チェックサムが計算されます。これによってファイルシステム側でファイル破損を検知できます。RAIDのような仮想化構成が組めるため、複数ディスクで構成しておけばファイルの誤りに気づいた時は自動的にファイルシステム側で正しい値に修復が可能です。

しかもその仮想化機能を使う方法が「非常にシンプルで簡単」というのが惹かれるポイントです。具体例としては以下の記事を見ていただくのが良いと思いますが、本当にシンプルに高度な管理を実現してしまっています。

- Solaris の ZFS はこんなにすごいぞ!(Solaris User)

基本的にはプール(pool)にデバイスを登録しておくだけで、あとは自由に領域をつくり出せます。mount位置の変更や、ディスク追加、容量制限などもコマンドで簡単かつ動的に行えるようで非常にシンプル&パワフルですね。

しかもスナップショット機能も持っていてこれも強烈です。

# zfs snapshot mypool/home/test1@today


ってやるだけで~/.zfs/snapshots/today 以下に現在のディスクイメージがそのまま一瞬で保存されます。うーん、すごい。

ZFS上でDB2/Solarisを使うと色々メリットがありそうです。スナップショットは間違いなくバックアップや災害対策システムに使用できますしね。ZFSならではの運用パターンが作成できそうです。
またDB2の機能と被る部分はどちらを選択すれば良いのかなど色々考えるところがありそうです。パフォーマンスはどうなのかも気になります。うーん、試してみたいです。

コメント
ZFS恐るべしですね。。

AIXでも、LVMでホットスペアボリューム作ったりストライピング
したりできますけど、それとはまた違いますよね。
ZFSの場合、よりユーザに近い領域へコピーデータを配置する
ような考え方になってるんですかね。めっちゃ大雑把に言って
ますけど・・(笑

やったほうがいいのかわるいのかわかりませんけど、
AIXだとOSのレベルでPP/LPていう管理があって、LVMがあって
FSがあって、、ってするので、ハードウェアですでにRAIDや
アレイを構成したうえに、更にOSレベルでストライピングや
ミラーリングのことを考慮しないといけないの?
って常々思ってます。

その点ふまえると、このZFSって非常にわかりやすいかも
知れないですよね。
う〜ん、Solarisも11になって、巻き返しをはかっている
んでしょうか・・・(笑
Linux だけにデカい面させねぇぜ みたいな。。

ps:
 渋谷で爆発事故ありましたね。。
  • ty
  • 2007/06/20 1:49 AM
そうですね。うまくシンプルにまとめられているので直観的なコマンドになっているのは、これまでにない魅力ですね。
  • SIM
  • 2007/06/20 10:34 PM
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