Tornadoのベンチマーク結果

FriendFeedが開発したWEBアプリケーションサーバ&フレームワークのTornadeがオープンソースとして公開されました。

- FriendFeedの基盤:Facebook、リアルタイムWebサーバ「Tornado」を公開 - ITmedia エンタープライズ
ノンブロッキング通信をサポートし、FriendFeedの大量の同時アクセスを処理することでリアルタイム機能とサービス維持を支えてきた。


TornadoはいわゆるC10K問題に対応できる(とされる)高速サーバ環境で、フロントエンドにはnginxを利用し、Pythonで書かれています。早速Antonioさんが簡単なベンチマークを行って結果を公表してくれています。

- Benchmarking Tornado vs. Twisted Web vs. Tornado on Twisted | Zen and the Art of Programming


このベンチマークだけでTornadoの性能を判断するのは難しいですが、1台のマシンで秒間3,900リクエストを捌けているのでかなり優秀なのではないかと思います。うれしいことにTornadoのマニュアルはすでに有志によって日本語化されています。

- Tornadoドキュメント翻訳 ― Tornado v0.1 documentation

各種クラウド・サービスをPythonから操作するライブラリ libcloud

libcloud
Amazon EC2をはじめとした比較的安価なパブリックサービスは、どれもAPIを持っていて外部からプログラムで操作可能になっています。似たものが複数あると統合的に操作できるライブラリが欲しくしたくなるのは人の常なのか、Pythonベースで、各種クラウドサービスを操作できるライブラリ"libcloud"が開発されているようです。

- libcloud python library - a unified interface to cloud server providers
libcloud is a standard client library for many popular cloud providers, written in python


対応しているプロバイダは、Amazon EC2をはじめとしてLinode,Slicehost,Rackspaceなどです。今後はflexiscaleなどサポートを増やしていく予定のようです。こうやってライブラリが充実していくとそれを使って何か自動化のサービスが色々作れるようになるので面白いですね。

話は変わりますがClub DB2と一緒に渋谷で開催していた「渋谷テクニカルナイト」が場所を箱崎(水天宮前)に移して10月から再開されるようです。その再開最初の内容がクラウドです。

- IBM Software Center of Competency スペシャル・イベント - Japan
10月16日(金曜日) エンタープライズ・クラウドと、IBMソリューションの全貌(米持 幸寿)
10月23日(金曜日) 企業内クラウドを実践する IBM CloudBurst の実態に迫る エンタープライズ・クラウドにWAS環境を素早く構築するWebSphere CloudBurstのご紹介(新木 陽一/樽澤 広亨)


場所は変わりましたが、名前も「金曜夜開催で技術者向け最新情報」というコンセプトも変わらずです。こちらもぜひ。

FastBackのライブは9月も毎週水曜開催

DB2やSQL Server,Oracleなどに対応したWindows用バックアップソフト「FastBack」のライブデモが9月も継続されることになったようです。

- IBM developerWorks: Wikis - FastBack Japan Wiki - Fastback Liveデモのご案内(2009-09月)
皆様、どなたでも大歓迎です。一時間で「Fastbackって何?」をデモを交えてご紹介いたします。ぜひこの機会をご活用ください。


要するにインターネット越しのセミナーですね。水曜の17時から開催です。録画ではなくてライブなのでデモ後に講師とQ&Aも可能です。FastBackはセットアップが簡単で、リストアが高速に行えることが特徴のバックアップソフトです。詳しい特徴は以下のWikiを読んでみてください。

- IBM developerWorks: Wikis - FastBack Japan Wiki - FastBack Japan Wiki

Snow LeopardにRailsドライバibm_dbの64bit版を導入する

Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)はカーネル部分も64bit化されたそうですが、その64bit環境でもちゃんとibm_db(Ruby/Railsドライバ)は動作しますという事が、例によってAntonioさんのblogで紹介されています。

- Installing the Ruby driver for DB2 on Mac OS X Snow Leopard | Zen and the Art of Programming
The ibm_db Ruby gem for DB2 can easily be installed or updated to the latest available version by following these simple steps:


ibm_dbのgemはWindows以外では、ソースコードがダウンロードされて自動的にビルド(コンパイル)されるようになっています。Snow Leopardで導入する場合は、ライブラリに/sqllib/lib64を指定して、コンパイルフラグに"-arch x86_64"を指定すれば良いようです。詳しくは上記エントリを参照してください。(前に書きましたが、DB2 Express-C betaがSnow Leopardで動きます。→ http://db2.jugem.cc/?eid=1924

クラウド上でRailsのテストケースを実行するDevver

Devver.net

DB2には関係無いですが、Rails+クラウドで面白いサービスを知ったのでご紹介を。

クラウドは使用状況に波(ピーク)がある業務に向くとされています。短期間だけ使用することができるサービスが多いので、必要になった時点で使用開始し、終わったらすぐに停止することで(実際に買う場合と比較して)コストを抑える事ができます。

使用状況に波がある業務というと、突発的なアクセス(スパイク)があり得るWEBサイトや季節性の業務(年度末に処理が集中するとか)などが思い浮かびますが、以下はクラウド(Amazon EC2)をテスト(ユニットテスト)に使用しようとするサービスです。

- Devver: Run Your Tests or Specs 3 Times Faster (On A Cloud Of Servers)
Devver is a new Ruby testing service that lets you run your tests in parallel on their cloud of servers.

- Devver.net

Ruby言語に特化しているのが特徴で、Rails(Ruby)のRSpec(テストフレームワーク)で書かれたテストケースをクラウド上で実行してくれるサービスです。

クラウド活用方法の一つとして興味深いです。テストは年中やっているわけではないですし、環境構築も面倒ですので、開発の期間だけこのサービスを使ってAmazon EC2上でテストを実行する、というのは実に利に適った考え方だと思います。もちろん開発の情報が外部に出るわけで、そのリスクはトレードオフになるのですが。

同様の発想でビルド自動化ツールなんかもクラウド上に置くことで良い効果が出るかもしれないですね。Devverは現在パブリックベータで正式サービス開始前ですが、今後が楽しみです。

ruby 1.9環境でのパフォーマンスが向上したRuby/Rails用ドライバibm_db v1.5

Ruby/Rails環境からDB2やInformixに接続するためのドライバ(アダプタ)であるibm_dbの新バージョン1.5がリリースされました。今回は大きな機能がされています。
- RubyForge: ibm_db-adapter-gem-refresh-1.5.0
This release of the gem enhances the performance of the Ruby driver for IBM Data Servers on Ruby 1.9, by making non-blocking database calls in a transparent manner. With this feature you can now get the real benefit of Rails threaded support and connection pooling with IBM Data Servers. A single copy of Rails with IBM Data Server can handle multiple concurrent database requests simultaneously.

ibm_db 1.5ではDB2へのノンブロッキングコールがサポートされました。これによってRails環境でスレッドを使って並列にSQLを処理できるようになり、パフォーマンスが向上するというわけです。

Ruby 1.8まではいわゆるグリーンスレッド実装だったので、インタープリタが実行単位を切り替える事で実現していました。Ruby 1.9からOSのスレッド機能を活用できるようになって、Railsもスレッド化やコネクションプーリングの仕組みが追加されていました。ibm_db 1.5ではそれらの仕組みをうまく活用できるようになったというわけです。

自習に最適なRails 2.3+Linuxの入門資料が公開

Redhat Enterprise Linux上にRails 2.3環境を導入して、簡単な伝言板アプリケーションを作るまでを解説する資料がIBMホームページで公開されています。

- Linux at IBM | Ruby on Rails with RHEL5.2 入門
RHEL5.2 上に Ruby on Rails を導入して利用する方法について紹介しています。 ハンズオン形式で Ruby on Rails の基本的な仕組みと使用方法が学べるようになっています。


もともとはハンズオン(実機演習)ように作られた資料を公開した物のようですね。使用するDBMSはPostgreSQLです。演習用なので、ステップバイステップで入力するコマンドやソースコードが示されていて、それに従って入力するだけでアプリケーションが完成します。Linux上でのRails開発を簡単に体験してみたいという方には良い入門資料だと思います。

Djangoのadminをカスタマイズする方法

DjangoのAdmin(django.contrib.admin)についての解説がdWに掲載されています。

- Django の admin をカスタマイズする
Django に提供されている組み込みの管理コンソールは Django の最大のセールスポイントの 1 つです。しかし単にルック・アンド・フィールをカスタマイズするだけでなく、いくつかのモデル・フィールドをカスタマイズしたい場合にはどうすればよいのでしょう。ソースを変更せずに既存の admin アプリケーションを拡張する方法を学びましょう。

記事はDjango 1.0.2 + SQLite 3の組み合わせですが、Django用アダプタがリリースされたおかげでほぼそのままDB2でも活用できるのではと思います。

RailsのWikiにDB2の記述が追加

Ruby on Railsの新しいWiki上にDB2の記述が追加されたそうです。

- IBM DB2 => Rails Wiki
Rails' support for IBM DB2 is provided directly from IBM itself through an open source gem called ibm_db.


ibm_db gemの導入方法と、database.ymlの書き方が解説されています。Rails 2.1から正式にRails側でibm_dbに対応してもらえたので

$ rails appname -d ibm_db


という感じにプロジェクトを作成できるのが良いですね。

初の安定版 Ruby 1.9.1 リリース

Ruby 1.9.1がリリースされたようです。1.9系では安定版として初めてのリリースです。

- [ruby-list:45836] [ANN] Ruby 1.9.1リリース
Ruby 1.9.1をリリースしました。これは1.9系統初の安定版リリースです。 Ruby 1.9はRubyの新しい系統です。近代的に、高速に、文法も明確に、多言語化 され、多くの改善がなされました。Ruby 1.8系統は2003年以来利用され、多くの 素晴らしい製品を生み出しました。本日、1.9の歴史が始まります。


多くの周辺ライブラリ(gem)がまだ1.9系に未対応のようなので、今すぐ本番環境で使用するわけにはいかないでしょうが、以前紹介したように、1.9系は1.8と比較して大きく速度が向上しているようなので、楽しみです。

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DB2cover_small.jpg
DB2の管理方法を解説した本を書きました。
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